Skip to content



 

娘と京都に旅行に行った時の話

42 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2011/08/06(土) 04:10:55.67 ID:GSufd+0S
空気読まずに投下。
娘と京都に旅行に行った時の話。

寺の線香みたいなヤツの煙を娘が頭にワッサワッサかけていたら、
後ろから10人程の旅行客の外国人が興奮して声を上げていた。
「女子高生(女子高生だけ日本語だった。)写真写真!」
「煙はなに?ガイドブック使えね。」
「聖水みたいなのだろ。」
試験前で頭が良くなるように結構長々と煙をかける娘を取り囲む外国人。
写真を撮られまくりながらも気づかないで進む娘。
(一服してから行くって言ったから全くのおいてけぼりな私)
外国人達が煙を少々不信がりながら顔面にあびせる。
「げほっげほっ!」
「違った聖水違った!息止める苦行のほうだった!うえっほ!」
咳き込みながらあびたり息止めて顔真っ赤にする外国人達。
そしていそいそと娘の後を追いかけるヤツラは、次に娘が頭下げたり賽銭入れたり
手を叩いてお祈りしたりするのをいちいち写真におさめながら「お金?」「静かに!」
「キュート(ウチの娘はちっちゃくて可愛い(^^))」とかそれ静かじゃねーよ、
って感じで騒ぎまくっていた。
そして見よう見まねで同じ行動をとる。

広い庭をボーッと眺める娘(たぶん私を待っていただけ)の後ろに
わらわら外国人達が同じく庭を眺める。
娘はちょっと変わった癖があって、一人きりになると鼻歌のような感じで
ナウシカのオームの歌を歌う時がある。
運悪くその癖が静かな寺の庭で発動した。
「ふんっふんふふふんふんふん!ふん、ふんふふふ~ん。ふんっふんふふ(略)」
ざわつく外国人達。
その時グラサンのハゲが「讃美歌と同じ意味だろう」と呟いた。
オームの歌で悦に入りながらウットリと庭を眺める外人達。
しだいに単調なメロディに口ずさむ者も出てくる。
流石に娘も振り返ると外国人達が自分の後ろでオームの歌を合唱してる異様な場面に((((;゚Д゚)))))))な状態。
私に気付き、慌てて飛んでくる娘に状況説明すると顔を真っ赤にして頭を下げ
「ソーリー、ディスソング、イズ、ナウシカ」っと言って私の手を引っ張り早く立ち去ろうとする。
先程のグラサンが「この讃美歌はナウシカか!」っと納得して拍手しだした。
いや、違う。違うぞハゲよ・・・
後ろで拍手と「ブラボー」と「女子高生」が聞こえ、娘はさらに真っ赤になっていた。

1/20 FG4 「天空の城ラピュタ」ロボット兵 (戦闘Ver.)

コメントをどうぞ