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「私は特別手配の平田です」

94名前:名無しさん@12周年[]投稿日:2012/01/03(火)10:37:25.26ID:qvbQ2R4Z0
「私は特別手配の平田です」。
驚愕の表情の門番AとB。平田から視線をそらせずに、震える声で「お、応援!応援!」と
門番Bに叫ぶA。庁内に駆け出す門番B。

すぐに装備を固めた機動隊員達が周りを取り囲み、本庁詰めの新聞記者達のフラッシュと
一世一代の大スクープを争っての揉み合い、怒号。

後れて、庁内からオウム担当20年で今年で定年退職の老刑事が半信半疑の顔で現われる。
老刑事のために道を作る警官達。過去15年以上、毎日平田を追ってきた刑事。歳月で顔が
変わっても、見ればすぐに平田と分かる。驚きと厳父の慈愛に満ちた顔で平田を見つめる。

老刑事に頭を下げ、両手を差し出す平田。
平田の痩せた肩をそっと叩き、手錠をはめる老刑事。

「23時40分、平田確保!」「平田確保!」。再び喧噪の庁舎前。
機動隊、警官隊とマスコミがもみ合う中、老刑事と二人、庁内に入っていく。

(*´д`*)ハァハァ←平田、想像中。

オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義

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